2009年1月10日土曜日

ご挨拶

あすなろの素をご閲覧の皆様、遅ればせながら


新年明けましておめでとうございます


本年も変わらぬご愛顧の程、お願い申し上げます。


今年からは、矢萩節の爪の垢を舐めながら、社員一丸となって、このブログを牛歩のごとく一歩一歩前進させたいと考え、実行する所存であります。
なにとぞ、温かい目で見守っていただきたいと思います。

さて、昨日の農業新聞の一面に、武田鉄矢氏のコメントが掲載されておりました。
一部、皆さんにご紹介しましょう。


金八先生の「農へのまなざし」

私が主演した映画「降りて行く生き方」は、豊かさは降りたところにあるという生き方を提案している。日本人は戦後から右肩上がりの成長をひたすら追い求めてきた。
今日より明日、明日より明後日と。
しかし最近、登るだけではいけないという気持ちが起こってきていると思う。一つのことを完了するには、真反対のことをしなければいけない。
例えば、「山を登った」と言うが、その真実を示すには山を降りてくる必要がある。登ったきりで降りてこなければ、遭難したということになる。
人生では頂点を目指して登ることが当たり前に思われがちだが、実は頂点は寂しい。荒涼たる世界だ。山の本当の豊かさは、すそ野にある。そこの人の営み、豊かな自然がある。高度成長という山を登った今、日本人が問われているのは、どう降りていくかだ。降り方をきちんと考えなければ、みじめな結果になる。
映画の撮影で新潟に行き、そのときお世話になった農家の方は、日本の農業に不安や不満を持っていた。「何も贅沢をしていないのになんでこんなに苦しいのか」そう言われ、返す言葉がなかった。料理学校が食材から真剣に生徒に教えないと駄目だという考え方を持ち始めた。この一つでも農業は明るい方向に進んでいるといえるのではないか。
これからは、「団塊の世代」がどう人生を降りていくかが問われている。「やっぱり農業に従事したい」そういう人がわずかでもこの世代から出ることで、違う芽が出てくるはずだ。
中国餃子事件や事故米の不正転売などで、まじめに食べ物を作る人が際立つ時代になった。
これからは、ソフト作りが大切だ。都会の人が商品を買う時は、商品の裏側にある物語も一緒に買うものだ。物語が味わいを深めてくれる。


社員諸君、世の為、人の為、農業の為、家族の為、会社の為


日々「おかげさま」の精神で頑張りましょう。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

心打つブログに感心しました。
あすなろ青果さんの役職員の皆様、是非ご覧下さいね!
そしてこれは更新しているたった一人の人間がちょっと?!努力して毎日(これから)行っているのです。
皆さんも参加・参加・参加して盛り上げて下さいね!

吉いぐどー さんのコメント...

すいません。
このブログは、吉いぐどーでした。
矢萩節殿、爪の垢送って~

fuku さんのコメント...

ネタばらしに・・・先を越されました。(苦笑)「吉いぐどー」さんの記事ですが、気持ち的には同じです。

匿名 さんのコメント...

fukuさんの話題が急に変ったのでもしかしたら吉さんかと思っておりましたが、やはりそうでしたか^^;
今後色々な話題を提供して下さいね!!

fuku さんのコメント...

やはり?バレバレでしたか・・・。(苦笑)

今後は、色んなメンバーが記事をUPする予定です。