品種は「朝霧」、主な産地は「青森県」になります。
12月から翌年2月頃まで楽しめます。
なかでも厳冬期を育ってきた2月頃のモノは、甘味が特に感じられます!
夏採りの通常のほうれん草と比べビタミンCが約3倍、うまみ成分であるアミノ酸含有量も増加しています。
糖分が増加しているので甘味は勿論の事、味に深みがあり、一言でいうのであれば「濃厚」な感じです。また、寒さによりほうれん草自体の代謝が低下する為、エグ味の原因となる「シュウ酸」が少なくなり食べやすくなります。
通常のほうれん草と同様に葉の色・艶が良い物が好まれますが、実は、畑で長い期間ゆっくり育った、やや色が黄色を帯び始めたものの方が甘味が乗って美味しいと思います。
ビタミンCが特に多いので風邪予防はもちろんですが、鉄分や葉酸が豊富な為、妊娠中の女性にはうってつけの野菜です。
このほうれん草の甘味を味わうには・・・やはり!?「おひたし」が一番だと思います。
通常より塩を多めに入れる事により甘味がいっそう引き立ちます。
また、エグ味が少ない為、スープにするとあっさり美味しく頂けるのではないでしょうか。
今回紹介の「寒じめ ちぢみほうれん草」は、無加湿ハウスでゆっくり大事に丁寧に、時には厳しく「シバレル」寒さで栽培されました。
まるで子供を慈しむかのように育てた「寒じめ ちぢみほうれん草」を是非ご賞味下さい!
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